半年間セミナーを受けた先生の言葉で
“ピアノの練習”についてすごく言い得ている表現に出会いました。

やかんに水を入れて火をつける
やがて熱々になるが…火を止めるとどんどんどんどん冷めて冷たくなる。
チョロ火であってもずーっと火を付けておくこと。日々温めておく事。

確かに!練習しないでいると一気に下手になる!!(実感)
あんなに毎日弾いてスラスラになった発表会の曲。本番終わって弾かずにいて1ヶ月後ちょっと弾いてみるかぁ…あれ?あれ?
(誰もが思い当たるたず…。)

貯金って大変なのに(私は。)使う時はあっという間なのとも似てる?(ちょっと違う?)

人間ってデータを貯めておけるロボットとは違います。そんなに何でも貯められたとしたら脳がパンクしてしまう。忘れる、というのも人間の自衛の策なのだそうで…。

等と思っていたらたまたま読んでいた本にこれと共鳴する文章が…。

「もとからうまくできた、などということはひとつもなかった。

もしもいま、わたしにいくつかの上達があるとしたら、それはすべて時間をかけたおかげでたどりついた場所だ。

言い換えれば、時間さえかければーくり返せば、練習すれば、つづけたならー少しずつ上達するというわけだ。少なくとも私はそう信じることにした。

信じたおかげで時間をかけることが苦にならなくなった。苦にならないばかりか、見えないだけでたしかにそこに在るたのしみの味を知ったともいえる。」

山本ふみこさんのエッセイです。

さぁ!練習練習!(チョロ火でも!)

↑昨日ヤマハで見つけたマスクです。

ガーゼ生地で呼吸もラクです。

ト音記号やバイオリン刺繍のものもありました。